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今回はカーペットのダニ対策について記事にしてみました。
ダニ問題、悩みますよね。
布団やマットレスなどであれば布団乾燥機でダニを死滅させ、死骸は掃除機で吸うなどができますが、カーペットはその面積によりそうはいきません。
しかし、ダニを寄せ付けない方法は存在します。
カーペットのダニ対策。洗浄後に駆除剤・忌避剤を使ってダニを寄せ付けない。
カーペットクリーニングではリンサーという機械を使います。
高温のスチームを放出しながら、同時に汚水を掃除機のように回収していくものです。
ダニは60℃以上の熱で死滅しますので、洗浄の過程でやっつけて、同時に取り除くことができます。
また、ダニが栄養素としてる人間の髪の毛やフケ、垢、食べ物のカスなどもクリーニングの過程で当然取り除きます。
しかし、せっかくクリーニングしても、放っておけばダニはまた繁殖します。
先ほど述べた栄養素となるものに加え、温度は20から30℃、湿度は60から80%で繁殖しやすいそうです。
つまり室内はダニにとってとても良い環境なのです。
では予防策としてどうすれば良いのか。
その答えは駆除剤・忌避剤にあります。
ダニを退治する駆除剤とは?
駆除剤とはその名の通り、ダニやノミなどを駆除するもので、殺虫剤に当たります。
畳やカーペット、ソファ、マットレスなどにも使用でき、アルコールベースなのでベタつかず乾燥が早いです。
フェノトリンというものが有効成分となっており、殺虫剤の中でも安全性が高いとされています。
ただしアルコールベースなので火気厳禁です。
有名な商品はフマキラー ノミ・ダニフマキラー3 ND-03となります。
使い方は簡単。水で薄めるなどせず、原液のままスプレーで噴霧するだけです。
1㎡あたり約4mlほど散布します。
防ダニ剤となる忌避剤とは?
忌避剤とはダニが嫌がる成分で寄せ付けにくくする製品です。
駆除剤とは違い、ダニをやっつけるものではありません。
こちらも使い方はとても簡単。
対象となるカーペットやソファーにスプレーするだけ。
畳や布団、ベッドマットレスにも使用できます。
効果としては1ヶ月ほど持ちますので、毎月一回、全体に適量を噴霧するだけでダニを寄せ付けなくなるのです。
安全性に関しても問題ありません。
忌避剤はダニが嫌がる成分で寄せにくくするもので、殺虫剤のようにダニを直接殺すものではないためです。
スプレー加工するだけで1ヶ月の持続効果があり、除菌効果もプラス。
清掃業者に依頼した方が良い?
カーペットやソファ、マットレスに汚れが残っていると、それらを栄養素としてダニ等が繁殖するので、一度キレイにするためにクリーニングを依頼するのが良いと思います。
最近では市販のリンサーなども販売しております。例えば下記のアイリスオーヤマさんのリンサークリーナーです。
ソファ程度であれば、ご自分でクリーニングできるかもしれませんが、カーペットやダブル以上のマットレスなどは洗浄範囲が広いため、難しいでしょう。
そのため、クリーニングは業者に任せた方が良いと思われます。
次に駆除剤や忌避剤は自分で用意、施工したほうが良いのか?
忌避剤に関してはご自分で購入してスプレーした方が良いです。
なぜなら業務用の防ダニ剤でも約1ヶ月の効果しかないためです。
清掃業者に依頼して忌避剤を噴霧してもらっても、1ヶ月後には再度スプレーしなければなりません。
であれば、1ヶ月に一度、ご自分でスプレーした方が良いと言うことになります。
カーペットのように面積の広い場合は、業務用の4Lを購入して、下記の蓄圧式噴霧器などを使えば簡単に作業できます。
駆除剤に関しては業者と相談する必要があります。
先述した通り、スチーム洗浄した場合、ダニを死滅・回収が可能です。
ですが、業務用リンサーのスチーム機能を使う場合、洗浄機能とは別にヒーターの電源を取る必要があります。
その場合、同じ系統の電源を使用するとブレーカーが落ちる可能性があります。
そのため独立した電源を二つ確保する必要があるのです。
それが難しい場合はスチームが使えないため、洗浄後に駆除剤を散布する必要があります。
予算に応じて考えて良いと思います。
まとめ
カーペットのダニについてですが、まずはクリーニングをしましょう。
当店ではスチームによるリンサー洗浄でダニを駆除します。ダニを死滅させると同時に回収が可能です。
スチーム機能が難しい場合はオプションとなりますが駆除剤を使用します。
洗浄中に駆除剤を散布してダニを駆除します。
キレイになった後は、防ダニ剤となる忌避剤を全体に噴霧していただき、その後1ヶ月ごとに一度忌避剤を施工していただきます。
これでダニはかなり予防できるはずです。
参考になれば幸いです。