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飲食店における油汚れはとても厄介なもの。
業務として調理をするわけですから1日の中で発生する油汚れは住宅、家庭の比ではありません。
ガチガチに固まった油汚れはもちろん、定期的にお掃除するにもどんな洗剤を使ったら良いのか?
そんな疑問が沸くと思います。
ところがネットで洗剤を探してみるとたくさん出てくる。何を使って良いのかわからない・・・。
そんな方の為に今回の記事ではプロの清掃業者がよく使っている業務用油汚れ用洗剤を4つご紹介したいと思います。
この記事を読むことで
油汚れ用洗剤を迷うことなく選ぶことができ、希釈倍率についても学べます。
厨房の油汚れ用洗剤
油汚れは酸性の性質をもっています。
その為、汚れを落とすための洗剤はアルカリ性の性質をもつ洗剤を使うことになります。
テレビなどでよく紹介されている重曹やセスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水などもアルカリ性であり油汚れには有効です。
炭酸ソーダやアルカリ電解水などは強アルカリ性ではあるものの、化学物質などの余計な助剤が入っておらず環境的です。
毎日のお手入れなどはこれらを使うのも良いかと思います。
ところが玉になったり層の厚い油汚れ、ましてやコゲなどには歯が立ちません。
そこで登場するのが業務用油汚れ用洗剤です。
有名なのは次の4つです。
リンダ グリラー
Linda(リンダ) 業務用強力油脂洗浄剤グリラーJr QZ28
リンダ製のグリラーという商品です。
強アルカリ性洗剤であり、10倍まで希釈できます(グリラー1:水またはお湯9)。
4kg3000円ほどです。
シーバイエス ブレークアップs
10倍から20倍まで希釈可能なシーバイエス ブレークアップs。
先ほどのグリラーよりも多く希釈して使えますから経済的ですね。
5L4000円ほどです。
公害の原因となるリンを含まないため、低公害です。
リンレイ オイルハンターストロング
ご存知リンレイさんの油汚れ用洗剤です。
こちらは当店で愛用させていただいております。その理由は次の通りです。
- 植物原料由来の界面活性剤を使用
- 無リン
- シックハウス・シックスクール配慮
- PRTR非該当
- 環境ホルモン疑義物質を原料として不使用
- 他社の製品と比較しても互角の洗浄力
ケミクール、グリラー、ブレークアップSにはこのような特徴はなく、環境や作業員への配慮がなされた洗浄剤ということですね。
100倍まで希釈可能です(オイルハンターストロング1:水またはお湯99)。
4L3000円ほどです。
ニイタカ ニューケミクール
最後はニイタカさんのニューケミクール。
当店が他の業者さんを見た限り、多くの清掃業者さんがこの製品を使っているように感じました。
その理由は下記の通りだと思います。
- 値段が圧倒的に安い。4kg2000円ほど!
- 500倍まで希釈可能。経済的!
- 他社の製品に引けを取らない洗浄力!
そもそも値段が安い上に500倍まで希釈可能(ケミクール1:水またはお湯499)なのでコスパ最強です!!
では肝心の洗浄力はどうなのかというと、当店でも使用したことがあるのですが他と比べても引けを取らないどころかあまり変わりません。
多くのプロの清掃業者さんが使う理由が分かりますね。
まとめ
以上が清掃業者で多く使われている厨房用油汚れ用洗剤となります。
いかがだったでしょうか?
ブレークアップSだけは唯一当店で使用した経験がありませんが、どれも洗浄力においてはあまり変わらないように感じます。
環境に配慮するならオイルハンターストロング、コスパを重視するならケミクールをオススメします。
少しでも参考になれば幸いです。