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今回は大理石のシミ抜きについて記事にしました。

現場は埼玉県越谷市のマンションです。

玄関床の大理石タイル。
原因については確かなことは聞かされませんでしたが、10cm四方くらいの染みができていました。

お部屋はすでに退去されたあとでハウスクリーニングが必要でしたが、シミ抜きできる業者さんが見つからず当店にお声がかかりました。

シミ抜きの方法

大理石染み

シミは上のような形で付いていました。

表面をスポンジで洗浄しても周りの黒ずみは取れましたが、シミだけはそのまま。
やはり内部に浸透した汚れのようです。

大理石は多孔質(内部に細孔という細かい空洞が多数存在する)であるため、化学素材とは違って吸水性があります。

ですから汚れが内部に入り込み、シミとなってしまうのです。

予防するには内部及び表面のコーティングを施して、汚れたらすぐ拭くということが重要です。

しかし今回はコーティングをした形跡はありませんでしたし、気付かないうちに染みが出来上がっていたとのこと。

シミの種類と対処方法

シミとは内部に入り込んだ汚れと定義します。

ですから表面をいくら拭いても取れないわけです。

しかし表面の汚れと同じでその性質に合わせた洗剤を使用しなければ効果はありません。

汚れは大きく分けて4つ。

まずは水溶性のシミ。
ジュースやワインなどの飲み物やペットのおしっこなどです。

次に油染み。
サラダ油、食べ物の汁などがこれに該当します。

あとはサビとカビです。

対処方法ですが油染みに対してはアルカリ性のシミ抜き剤を使用します。
サビについては還元剤と酸素系漂白剤。
水溶性のシミは酸素系漂白剤。
カビは希釈した塩素系洗剤を使用します。

湿布法によるシミの除去

では実際にシミ抜きを行います。

シミの原因となっている汚れは当店の経験では水溶性の染みが多いです。

ですのでまずはそれ用の洗剤でチャレンジします。

過酸化水素が配合された洗剤にアルカリ性の洗剤を10:1で混ぜ合わせ、シミ抜き剤を作ります。

それを刷毛でシミの部分に塗っていき、次にキッチンペーパーを上から被せてまた塗ります。

その上からマスカーテープを被せてラップします。その状態で1時間ほど放置。

その作業を3回ほど繰り返します。

作業内容は動画として作成しましたので下に貼っておきます。

除去できないシミ

シミ汚れというのは必ず除去できるとは限りません。

では落ちる汚れと落ちない汚れの違いは何なのでしょうか。

基本的に表面から染み込んだ汚れはある程度取ることができます(100%取れるわけではありません)。

落ちない汚れは主に次の場合です。

まず最初に石の裏側から浮き出てきたシミ。
裏側を通っている配管によるサビや大理石タイルを下地に貼り付けているボンドなどが該当します。
当店でも施工したことがありますがシミ抜きすることはできませんでした。

次に石そのものがシミの原因である場合。
以前、サビのようなシミを除去しようとして全く歯が立たなかったことがあります。

これはその石の成分に鉄分が多く、それが原因でサビを発生させていたケースです。

以上のような場合はシミ抜きは難しく、仮に落とすことができても再発の可能性は非常に高いです。