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店舗の床というのは常にお客様を意識してキレイを維持しておかなければならないので、あなたの住むご自宅よりも神経を使わないといけません。

定期的に業者を入れ、床洗浄後にワックスがけなどをしてもらう店舗もあるでしょう。

しかし「せっかく清掃業者を入れて床をピカピカにしてもらったのに数日経ったら光沢がなくなってきた」などの経験はないでしょうか?

日常的にはスタッフが掃除機やほうきを使ってゴミを取り除き、モップで水拭きなどの掃除しているのにどうして?

じつは毎日行なう清掃を怠っている、もしくは間違っていると、床のキレイさを維持できない場合があります。

今回は出来る限り長く床のキレイを保つために、除塵作業の重要さを記事にしたいと思います。

ゴミ・ホコリを取り除く除塵作業

床掃除

あなたの店舗ではどのように日常のお掃除をされているでしょうか?

ほうきでゴミを取り除く、掃除機をかけて吸い込んでしまう、など除塵には主に2種類の方法がありますが、この作業は職場でも自宅でも日常的に誰もが行う作業です。

その為、誰でもできる作業ということで手を抜いてしまっている、毎日やっているからあまりゴミが落ちていない、などついつい作業が雑になっていることがあります。

この除塵作業、甘く見ていると次のようなデメリットがあります。

  • 床に塗布したワックスの光沢がなくなるのが早くなる。
  • モップで床を拭いた時に拭きムラが残るようになる。
  • 蓄積した汚れがだんだん手強くなる。

どういうことか見ていきましょう。

床ワックスの光沢がなくなるのが早い

床にワックスを塗布することは床材そのものを保護するだけでなく、光沢を出してピカピカにするというメリットがあります。

多くの人は後者のメリットの為にワックスを塗るのではないでしょうか。たしかに床が輝いていると見た目がよく、店舗全体が明るく見えます。

でも清掃業者にワックスを入れてもらっても光沢が数日しか維持できなかったら意味がありません。

ではなぜ除塵作業の手を抜くとワックスの光沢が失われてしまうのか。

それは床にゴミや土砂が残っているとそれを歩行の時に引きずってしまい、せっかく塗ったワックスの表面に傷を入れてしまうからです。細かい傷が増えていくと徐々に光沢が失われていきます。

ほうきでゴミを取り除く、掃除機で土砂を吸い込むという除塵作業をしっかりやれば、ワックスの光沢をできる限り長く維持することが可能となります。

床を水拭きしたときに拭いた跡が残る

除塵作業だけではこびり付いた汚れは取れないので、全体的なモップ掛けや部分的に洗剤を塗布して雑巾で拭いたりなどの作業は行っていると思います。

この際拭いた跡(拭きムラ)が残るという経験はないでしょうか?

これは床材の種類によってはどうしても起こってしまう現象のため必ずそうだとはいえませんが、除塵作業の手を抜いたことによっておこることは結構あります。

理由は床に残っていたゴミや土砂の汚れをモップの繊維が吸ってしまい、汚れた状態でモップ掛けを行なっているのでムラが残るという現象です。

モップを洗う回数も増えますので作業効率にも影響します。

蓄積した汚れがだんだん手強くなる

「今までは拭き掃除で良かったのに最近はスポンジでゴシゴシしないと汚れが取れない」というような経験はないでしょうか?

土砂をそのままにしていると床もしくはワックスの保護膜に傷が入りやすくなるというのは前述の通りですが、汚れが傷に入ってしまうと取り除くのが難しくなります。

そのような悪循環になってしまうとキレイを維持できないばかりか、床材の寿命そのものを縮める原因となります。

まとめ

ワックスの光沢を維持、拭き掃除を楽にするという視点で除塵作業(掃除機がけ)の重要さを書きましたが如何でしたでしょうか?

当たり前の内容かもしれませんが、その当たり前のことを日常的にしっかりやることによって美観は保たれます。そして床の寿命を伸ばすこともできるのです。

おそうじはメンテナンスの一環です。

参考になれば幸いです。