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当店でマットレスを洗浄する際、使用する洗浄剤は次の通りです。

  • 繊維用の弱アルカリ性または中性洗剤。
  • 衣料用の固形石鹸。
  • 酸素系漂白剤。
  • アルカリ電解水。
  • 水溶性または油性の染み抜き剤。

今回の記事ではこれらを一つずつ説明していきたいと思います。

【マットレスクリーニング】除菌・消臭効果のあるアルカリ電解水で洗浄。

マットレスクリーニングの手順は次の通りとなります。

  1. 掃除機がけ。
  2. 洗浄剤の噴霧。
  3. スチーム洗浄。
  4. リンサーによる濯ぎ洗浄。
  5. 乾燥作業。

繊維製品用の中性洗剤

アルカリ電解水

②の洗浄剤噴霧で繊維製品用の中性洗剤やアルカリ電解水を使用します。

洗剤はお湯などで20倍ほどに希釈して使います。

全体に満遍なく噴霧してからブラッシング。汚れに馴染ませるために少し時間を置きます。

ここで使用するのがメインの洗浄剤となります。

衣料用の固形石鹸

ここで過度な汚れには衣料用の固形石鹸などを当ててブラッシング。汚れに馴染ませます。

ワイシャツの首裏などに付着する黒ずみを取る際に、洗濯機に入れる前に固形石鹸を汚れに擦りますよね。

あれと同じことをするわけです。

ほのかな石鹸の良い香りもしますし、汚れに対してとても効果的です。

酸素系漂白剤

③のスチーム洗浄の時に使用します。

酸素系漂白剤は汚れというよりは染まってしまったシミを消すために使う洗剤です。

粉状の漂白剤をお湯に入れて溶かし、その水溶液にアルカリ電解水を少し加えて漂白効果を高めます。

スポンジでシミ部分当てていき、さらにスチームを当てます。

スチームを当てる理由は熱を加えると漂白効果が何倍にも高まり、時間短縮にも繋がるからです。

繰り返し行うとしつこいシミもかなり薄くなります。

ただ柄物や色の濃い素材に対しては、素材の色自体も抜けてしまう可能性があるため注意が必要です。

水溶性・油性の染み抜き剤

漂白剤と同じく使用するのが各種染み抜き剤です。

大きく分けて2種類あり、水溶性と油性の2つです。

水溶性はワインやお茶、コーヒーなどのシミ汚れ。油性はその名の通り、食べ物などの汚れによるシミに対する洗剤です。

これもシミ部分に塗布して、漂白剤と同じようにスチームを当てて効果を高めます。

アルカリ電解水

こちらはメインの洗浄剤として活躍するほか、漂白剤の助剤、そしてリンサーによる濯ぎ洗浄の際のリンス剤としても活躍します。

当店で使用するアルカリ電解水は次の効果があります。

  • 高い洗浄力。
  • 消臭・除菌効果。
  • 静電気防止効果。
  • 防サビ効果。
  • 高い安全性。

マットレスクリーニングでは最後に乾燥作業をするわけですが、完全に乾かすことはほとんどの場合できません。

そこで気になるのが生乾き臭ですが、アルカリ電解水には除菌と消臭効果があるため、嫌な臭いの発生を抑えます。

生乾き臭でクレームをいただいたことはございません。

また、カビの再発生も気になるところですが、除菌効果によりこの心配も無用です。

マットレスにはスプリングコイルが入っているため、「錆びないのか」と気にされるお客様もいらっしゃいますが、防サビ効果により問題なしです。

最後にアルカリ電解水は洗剤というわけではないので、余計な助剤などが一切含まれておりません。

ですからとても安全性の高い製品となります。

まとめ

マットレスは寝具であるので、清潔にしたい製品です。

しかし洗浄することは一般的には難しく、業者に依頼するとしてもどのように作業するのか、またどのような洗浄剤を使うのかは気になるところ。

繰り返しになりますが当店で使用する洗浄剤は下記の通りとなります。

  • 繊維用の弱アルカリ性または中性洗剤。
  • 衣料用の固形石鹸。
  • 酸素系漂白剤。
  • アルカリ電解水。
  • 水溶性または油性の染み抜き剤。

基本的に繊維製品用のものを使用するため、どれも安全性に優れております。

参考になれば幸いです。

▶︎ベッドマットレスクリーニングの詳細