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東京都豊島区でマンションの一室の空き部屋全体のハウスクリーニング。
今回は賃貸ではなく分譲物件。
オーナー様からの直接依頼で、一戸建てを購入したのでそちらに引っ越すため、今のマンションは売却するとのこと。
分譲物件を売却する際は、クリーニングのみで納めることが多いです。
なぜなら購入者がお部屋の中を自分の好きなようにリフォームするため、内装工事を入れても無駄になることがある為です。
今回の物件は5年住んでいたがおそうじは定期的にしており、部分的にもリフォームの必要はないと判断し、クリーニングのみ。
ただキッチンやお風呂など、水回りの汚れはそれなりに蓄積していて掃除が大変。
それと一部の床はカーペットでこれもクリーニングしたいということで、当店にハウスクリーニングの依頼がありました。
原状回復とハウスクリーニング
引越しなどで退去した後のお部屋を、次の入居者を迎え入れるためにリセットすることを原状回復と言います。
一般的によく行われるのは壁紙(ビニールクロス)やカーペットの張り替えや換気扇の交換など、比較的劣化の激しい、お掃除では限界があるものが内装工事によって新品に入れ替えられます。
一通りの工事が終わったら最後の仕上げとしてハウスクリーニングが入ります。
しかし先に述べたように売却物件の場合、購入された方が自分好みに内装を変えたいという希望が多いです。
ですのでクリーニングのみで良いというケースがけっこうあります。
今回の清掃項目に入っているカーペットもほとんどの場合張り替えますが、同じ理由で張り替えはせずにクリーニングのみで済まします。
どこまでやるの?
ハウスクリーニング業者に依頼する時に気になるのがどこまでやってくれるのかです。
当店の清掃項目の詳細は次の専用ページを参照してください。
ほとんどの清掃業者は窓、ベランダからキッチン、換気扇、お風呂などの水回り、ドアや収納内部、床まで一通り掃除します。
基本作業に入っていないのは主に次の3つです。
- 壁紙の洗浄
- エアコン内部クリーニング
- 床の剥離(古いワックスを剥がす作業)
他にも浴室の鏡のウロコ汚れを落とす作業がオプションとなります。
ただ、エアコンについては外観とフィルターは通常作業でもキレイにします。
壁紙洗浄も部分的であれば洗剤による拭き掃除をします。
カーペットクリーニングに関してもオプションとなり、通常の作業であれば掃除機をかける程度です。
どのくらいキレイになる?
今回の作業でのビフォーアフター写真をいくつか載せました。
まずはハウスクリーニングから。
一番汚れが多く、かつ施工前後の違いがわかりやすいキッチンやお風呂などの水回り。
換気扇・レンジフード
施工前
施工後
ガスコンロ
施工前
施工後
キッチントップ・調理台
施工前
施工後
浴室・カウンター
施工前
施工後
それぞれの汚れに適した洗剤を使用して落としていきます。
次はオプション作業となるカーペットクリーニング。
カーペットは専用となる繊維用洗剤とリンサーなどの機械を使用して作業します。
施工前
施工後
染め上がった染みや繊維の色の抜け、家具による跡などは完全に消えないことがあります。
しかし、多くの汚れは洗浄でキレイになり、美観の回復が望めます。
掃除機をかけただけでは見た目はキレイになりません。
自分でできるのか?
やってることはお掃除ですから、できないことはありません。
ですが、
業務用の洗剤や資材または機械を使う業者の掃除と一般の掃除とではやはり仕上がりに違いが出ます。
いくらクリーニングだけで良いとは言え、最初の内見時にあまりにお部屋の見栄えが良くないと、購入者も気持ち良くはありません。
また、お部屋全体のお掃除というのは非常に大変です。
キッチン・お風呂・トイレ・洗面所などの水回りに加えて窓サッシ、ベランダ、そして建具・床と掃除しなければなりません。
体力的にもキツい上、多くの時間も取られます。
以上のことから、プロに頼むのも一つの手と言えます。
まとめ
- 分譲物件の売却ではクリーニングのみで良い場合がある。
- 掃除は自分で可能だが、仕上がりや労力・時間を考えればプロに頼むのが良い。
- 水回り、窓・サッシ、ベランダ、建具、床は料金内の作業であることが多い。
- 鏡の水垢落とし、エアコン内部クリーニング、壁紙(クロス)洗浄、床剥離洗浄、カーペットクリーニングはオプションである。
以上、参考になれば幸いです。