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人工大理石って?
キッチンカウンターの素材としてよく用いられている人工大理石。
主成分はポリエステルやアクリル樹脂です。正確には石材ではありません。
天然大理石と比べると安価ですが、傷つきやすい、熱に弱いというデメリットもあります。
最近ではデュポン社が開発した「コーリアン」という強化された人工大理石が主流となっているようです。
といっても、食器や調理器具、包丁などにより傷はつくもの。そこから汚れが侵入するとシミとなります。
傷やシミの状況
上の画像は東京都台東区のマンションの一室、キッチンカウンターの傷を写したものです。中央に無数の包丁傷がついております。
これは汚い。実際に見ると写真以上に汚れや傷が目立ちます。
どうやらまな板を使う習慣のない方だったようで、調理台の上で直接お肉や野菜を切っていたようですね。傷だけでなくシミも広がっておりました。
調理場であるキッチンですから清潔感を求められます。しかし、傷だけはお掃除では何ともならないところ。オーナー様は交換も考えましたが、リフォームには多額の費用が掛かります。
人工大理石は天然石よりは安いとは言え、同じくキッチンによく使われているステンレスよりははるかに高い素材です。
当然、オーナー様も頭を悩めます。
キレイにできるの?
そこで弊社がご提供する染み抜き洗浄と研磨再生をご提案させていただきました。
研磨再生は傷の深さまで表面を削り、結果的に傷を除去します。次に徐々に目の粗さを細かくし、その工程を繰り返します。光沢も復元し、新品以上の輝きとなります。作業工程の詳細は下記の通りです。
- 染みは専用洗剤を使用し湿布法で漬け置き。
- 汚れを除去した後に必要箇所を養生。
- ハンドポリッシャーと研磨パットを使用して傷取り。
- 徐々に番手を上げていき磨きあげる。
写真ではわかりにくいですが、キッチン壁面や蛍光灯の光がカウンター全体に映り込んでおります。新品以上の光沢を実現し、傷もキレイに消えました。
コーティングは施工していません。研磨のみでこの仕上がりです。通常のハウスクリーニングでは到達できないクオリティ。
状態が回復した為、交換する必要性がなくなったのでオーナー様には大変喜んでいただきました。
このような補修等も承っておりますので、交換前に一度ご検討ください。