カビについて

名称	特徴
黒カビ	水回りの他、ケーキなどの食品から衣類まで発生。
ススカビ	ビニールクロス、シャワーカーテン。
ツチアオカビ	壁紙、畳、エアコン内部、加湿器など。
黒色酵母	タイル目地、パッキン。
赤カビ	主にプラスチック類（浴室のFRPなど）。

影響

カビはなんでも食べる菌類です。繁殖・種類の方でも書いてますがアルミニウムなどの金属も栄養とします。

このアルミですが住宅の他に飛行機などにも使われているそうです。

以前にカビが原因で航空自衛隊のジェット機から燃料が漏れるという事例もあり、放置したカビの影響力は計り知れません。

人体への影響も勿論あります。アレルギー性疾患や感染症などの病気です。

アレルギー性疾患はカビの胞子が原因でアレルギーを起こすもので喘息や鼻炎があげられます。感染症は悩んでいる方が多いと言われる水虫などです。

また、カビが生えた食品を誤って口にした場合、カビ中毒を引き起こすこともあります。

住宅に関して

カビが繁殖する時期と言えばジメジメする梅雨です。

梅雨以外では、今年の夏は東京都内は１６日連続での雨天の影響でカビの繁殖について懸念されておりました。

しかし、実は乾燥しやすい冬も住宅に関してはカビが発生しやすい時期となります。

なぜ乾燥しやすい冬にカビが生えるのか？

その原因は冷たい外の空気と温かい室内の空気の温度差で発生する結露によるものです。

従って、浴室、台所、窓、玄関扉の他、押し入れや人の出入りがほとんどない部屋なども汚れやすくなります。

結露しやすい、しにくいはその建物の作りや周囲の環境にもよりますが、解決策としてはやはり「換気」となります。

キッチン・お風呂・トイレ・洗面所は換気扇を回す、各部屋は窓を開けるなど風通しを良くすることにより室内外の温度差を少なくすることにより予防されます。

また、エアコン内部はカビが繁殖及び生活がしやすい環境ですので注意が必要です。

エアコン内部にカビが存在する割合が絨毯などと比べ何倍にもなるというデータもあるそうです。

しかし一般的な清掃はフィルターの清掃や熱交換器部分へのクリーナーの噴射程度しかできないのが現実と思います。

当店ではエアコンクリーニングも受け付けておりますのでご要望の際はお問い合わせ下さい。

浴室のカビ掃除

下の写真は当店でカビの除去作業をしたユニットバスの施工前後の写真です。天井、浴槽、トイレまわり（床）となります。

まとめ

カビは一部の食品や抗生物質などの製造にもカビが関係するケースもありますし、人間にとっても清潔にしすぎるのはかえって感染症を招く原因となりますので全てが悪い存在というわけではありません。

しかし、ハウスクリーニングで携わる住宅などの建物については悪影響を及ぼすことばかりです。そんなカビの特徴のまとめは下記の通りです。

• カビが繁殖しやすいのは気温「２０～３０℃」、湿度「７０％以上」。
• 種類は３万種類以上。
• どんな素材でも分解して栄養とする。
• 人間にとってもアレルギーや感染症の原因となる。
• 梅雨だけでなく「結露」により冬でも発生しやすい。
• エアコン内部は特にカビが繁殖しやすい。

エアコン内部や臭いの籠りやすい浴室などは掃除が大変です。

当店ではエアコンクリーニングやお風呂掃除の清掃を承っております。

ご依頼やお問い合わせなどは下記電話やメールフォームにてご連絡下さい。

お電話では「ホームページを見て・・・」とお伝えいただければスムーズです。