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今回はベランダ床の掃除の仕方について記事にしたいと思います。

ベランダの大きさ・広さにもよりますが、床用ポリッシャーなどを使わなくてもなんとか自力で掃除できる範囲が多くあります。

とは言え、なかなか落ちない手強い汚れがある場合、作業時間は倍増。大変です。

そこで今回の記事では厄介なベランダの汚れをいかに早く、キレイに、簡単に落とす方法をご紹介いたします。

なおベランダの主なタイプ別に分けて、清掃方法を記載します。

ベランダ床の掃除の仕方

マンションやアパートのベランダの床は次のような素材をよく見かけると思います。

凸凹の模様のあるシート上の床材とグレーの色の床材です。

どのようなものかと言いますと、次の通りとなります。

  • グレーの床材はトップコートのみ。
  • 塩ビシートが貼ってあるタイプ。

ベランダの床というものは下地の上に防水層が作られ、その上に防水用にトップコートが塗られます。

トップコートの色は白や黒、緑、ベージュなど色々ありますが、よく見かけるのがグレーです。
また、余談ですがトップコートにはポリエステルとウレタンの2種類が存在します。

なお、塩ビシートはトップコートの上に貼られているものとなります。

ベランダの床を構成する主な素材を紹介したところで早速、お掃除の仕方に入っていきたいと思います。

トップコート表面の掃除

ルーフバルコニー

基本的には水洗いをします。
柔らかい洗車ブラシでゴシゴシ擦って水で洗い流すのが良いでしょう。

しかしこれでは汚れが今一つキレイにならない場合があります。
それどころかなんとなく自分の靴の足跡がついているような・・・。

そんな時はメラミンスポンジ(激落ちくん)がオススメです。
掌サイズにカットして水で濡らし、満遍なく撫でていきましょう。

ただし、げき落ちくんには研磨剤が入っているため、強く擦らないように注意が必要です。

ブラシでやるよりも圧倒的にキレイになることが多いです。

しかし硬い黒ずみなどには歯が立たないことも。
ここでやってはいけないのは硬いもので擦って無理やり落とすことです。
傷が入ってしまいます。

こんな時は洗剤を使いしょう。
ベランダは外に面していますので、基本的な汚れは土砂や水垢です。
無機質な汚れが大半ですから酸性洗剤を使うのが良いです。

炭酸カルシウム系の水垢にはクエン酸が有効。

問題はシリカ系の汚れです。
シリカ系の水垢にはフッ酸と呼ばれる成分が配合された洗浄剤を使用しなければなりません。

日本ケミカル工業さんの水垢除去剤Bなどが有名です。

汚れに洗剤を適量つけてブラシでゴシゴシします。
すると硬い水垢もだんだんと柔らかくなり取れてきます。

さらにメラミンスポンジで擦るとキレイになると思います。

塩ビシート表面の掃除

塩ビシート

極細ステンレスブラシで水洗いが一番です。

ブラシの素材がステンレスなので酸性洗剤を使わずとも水垢をそれなりに落とすことができ、なおかつ他の汚れもキレイにしていきます。

レボテック 【ステンレスブラシ】 アマドーレブラシ(ステンレス) 0.15mm ハンドタイプ

シリカ系の硬い水垢に対するアプローチはトップコートの場合と同じで酸性洗剤を使うと良いです。

ただ使用するのはメラミンスポンジではなく、ナイロンブラシが良いと思われます。

なぜステンレスブラシではないの?と思ったかもしれませんが、酸はステンレスの腐食を促すので併用するとブラシがすぐに悪くなってしまいます。

ですからナイロンブラシに切り替えて使いましょう。


アズワン サニーフーズHACCPブラシ ハンドブラシS ハード 青 /3-5467-05

まとめ

今回は主にベランダの水垢を含めた無機質な汚れに対する掃除の仕方をまとめてみました。

  • トップコート表面の掃除にはメラミンスポンジが有効。
  • 塩ビシート表面の掃除には極細ステンレスブラシが有効。
  • 水垢の除去には酸性洗剤を使用。

いかがだったでしょうか?

参考になれば幸いです。