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今回はトイレ掃除のご紹介です。
古い物件によくあるのですが、便器の底に尿石が固まっていることがあります。
ブラシやスポンジで擦っても当然ビクともしません。
マイナスドライバーのような物で削れば取れますが、そんなことをしてると時間が掛かり過ぎますし、何より便器の陶器が傷ついてしまいます。
ではどうすれば良いのか。
この記事ではその除去方法を解説します。
トイレの汚れ・尿石とは
トイレの汚れというとカビや水垢、そして尿石でしょう。
排泄する場所である以上、尿石はトイレ内の汚れの代表と言えます。
尿石とは尿路結石の略で、尿に含まれる成分が便器内で固まった汚れです。
尿素やカルシウムイオン、その他有機物が含まれており、アルカリ性の性質を持っております。
アルカリ性ということは塩酸やクエン酸などのいわゆる酸性の洗剤が有効ということですね。
有効な洗剤
前述の通り、酸性洗剤が有効です。
ドラッグストアなどにも売っている商品で言うとサンポールなどですね。
しかし今回のように広範囲にがっちり固まった尿石がある場合、弱い洗剤では歯が立ちません。
有効なのは工業用薬品を取り扱う薬局などに売っている「塩酸」そのものか、それを主成分としている強力な酸性洗剤です。
日本曹達さんの尿石除去剤「テイクワンL」などは当店でも取り扱いがあります。
塩酸の濃度が10%以上の医薬外毒物指定されており、非常に強力で便器に投入して放置しておくだけで硬い尿石も簡単に除去できます。
しかし強力であるがゆえに取り扱いには注意が必要です。
オススメの洗剤
今回使用した洗剤は文化雑巾さんの「セイフティボウル」です。
クエン酸を主成分としており、劇物などは一切使用していない安全性に優れた洗剤ですが、尿石に対して非常に効果があります。
もちろんテイクワンなどに比べれば威力は落ちますが、やはり安全性は大事です。
使い方は簡単。
- トイレの底に溜まった水を抜きます。
- セイフティボウルを原液で投入。
- 30分放置してからブラシで擦り、流す。
これだけでOKです。
参考になれば幸いです。
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