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こんにちは。

もうすぐ梅雨入りです。じめじめする季節となります。

湿気の多い時期に気になるのがカビの発生。なんにでも取りつき、性質を劣化させ、見た目を悪くさせる厄介者です。

今回はそんなカビについてのこと、掃除の仕方や予防法、更にはカビの知識を記事にしていきたいと思います。

カビについて

カビはあらゆる場所、物に発生します。

パンなどの食べ物や、住宅であれば風呂、壁紙、天井、畳、押し入れ、窓ガラスなどに取りつくのです。

黒ずんで見た目にも不衛生極まりないです。

もちろんお酒やチーズなどの食品やカビからつくられた医薬品などもありますので全てにおいて存在を否定するわけにはいきませんが、「カビ」と聞いて好きと答える人はいないでしょう。

そんな嫌われ者のカビですが、残念なことに日本はカビが育ちやすい環境です。

「気温20~30度」で「湿度70%」が一番カビが育ちやすい環境と言われているのですが、温暖多湿の日本はまさにカビ大国と言えます。

掃除の仕方

カビを除去するには何が有効か?ドラッグストアやスーパーに置いてあるカビキラーが効くのはみんな知っています。

これは次亜塩素酸ナトリウム(ソーダ)という成分がカビに対して漂白効果、強い殺菌力が働くからです。

キッチンハイターなども同じように次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウム、界面活性剤から成り立っており、カビに対して有効です。

カビキラーは臭いがキツイという場合は重曹水もある程度の効果があります。弱アルカリ性ですのでタンパク質を緩め、漂白効果(弱いですが)があるからです。

カビ取り剤の注意点

とてもカビを落としやすい洗剤である反面、扱いには注意が必要です。

プールの消毒の臭いを思い浮かべていただければわかるのですが、とても臭いが強いです。濃度が濃いと目も痛くなってきます。

手袋、マスク、場合によっては保護メガネなどの保護具は必須です。

他にも下記のような注意点があります。

  • 必ず単独で使用する。酸性洗剤やアルコールなどと混ざらないようにする。
  • 一度に大量に使ったり、長時間続けて使わない。
  • ステンレス、アルミ、真鍮など金属製品には使わない。
  • ビニールクロス(壁紙)に使わない。
  • 敷物や塗装面に使わない。
  • 浴槽に垂れたらすぐに水で洗い流す。
  • 獣毛のブラシや刷毛を使わない。有毒なガスが発生する場合がある。

このように扱いにはそれなりの心得が必要です。

浴室天井のカビなど除去しづらい場所のお掃除は、ムリにご自分で掃除されない方が無難です。

カビ取り剤は目に入ると失明の危険もあります。

カビの予防法

前述の通り、「気温20~30度」「湿度70%」でカビが育ちやすいので、そのような環境にならないよう注意する必要があります。

最も簡単な方法は換気です。

浴室の場合は使用後に室内の湿気を追い出すことが必要です。換気扇を回す、浴槽のお湯はすぐに流す、面倒でも壁床の水を取り除くなど。

特に使用の度に壁や床の水分を拭き取るのはとても効果があるカビ対策になるという専門家の指摘もあります。

なぜなら水分があるうちに拭き取りを行なうとカビの胞子をまき散らさずに済むからです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

カビはカビキラーをかければ簡単に落ちますが、付着している場所や状況によってはお掃除が難しくなります。

カビ汚れに限ったことではありませんが、おそうじには洗剤の知識、汚れの知識、汚れが付着している素材の知識が必要になります。

ご自分でお掃除が難しい場合はプロに任せてみるのも一つの方法です。

参考になれば幸いです。