店舗や事務所などの床はPタイルやセラミックタイル、タイルカーペットなどが多いです。

住宅の場合は和室であれば畳、最近では少なくなりましたがカーペットもあります。しかしほとんどはフローリングでしょう。

これらはそれぞれお掃除の方法が異なります。

ワックスで保護する

Pタイルやクッションフロアなどの長尺シート、フローリングなどはワックスを塗布して保護します。

ワックスとは床材の表面に薄い膜を形成してダメージを防止するとともに光沢を出して美観を整える効果があります。

事務所や店舗などであれば土足で歩くため、2枚掛けします。

メリットばかりのように見えるワックスですが、ちゃんとデメリットも存在します。

剥離の必要性

ワックスのデメリットは定期的なメンテナンスが必要ということです。それは古いワックスを剥がす剥離洗浄と呼ばれる洗浄方法になります。

どんな時に剥離洗浄が必要なのでしょうか?

上の写真は美容室の床なのですが、何度も塗り重ねたことでワックスの膜が厚くなり、だんだんと見た目が黒くなってきます。

この場合は一度古いワックスを剥がして床の状態をリセットする必要があります。

本来の床の色は下の写真となります。

またワックスも劣化により状態の良いところ、剥がれてしまったところと違いが出てきます。下の写真のような状態です。

これはさほどひどくはないですが、上からワックスを塗っても完全にわからなくすることはできないので、剥離した方が良いことがあります。

他にもキッチン近くの床であれば油汚れがしみ込んでワックスの膜そのものがベタベタしている、という場合も剥がす必要があります。

剥離洗浄の料金

剥離洗浄は床面のみの作業になるとは言え、とても手間と時間がかかる作業になります。

ハウスクリーニング業者の料金設定では、平米で1,000円、20,000円~などとなっていることが多いです。他の清掃サービスメニューと比べても比較的金額の高いサービスとなります。

作業方法ですが、Pタイルや長尺シートなどの化学床の場合は床用ポリッシャーを使用して作業しますが、フローリングの場合は多くの水を使えないため、1㎡ずつ手作業で剥離することがあります。

普段のおそうじ方法

油用洗剤などの強い洗剤を使うとワックスの膜が剥がれたりと副作用が出ます。

普段のお手入れは掃除機による除塵、タオルで水拭き、洗剤は使っても中性の弱いものを使うというかたちになります。