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日本の住宅の床材のほとんどはフローリングです。

和室における畳やカーぺートなどもありますが、現在ではあまり人気がないこともあり、少なくなっています。

洗面所やトイレなど水回りの床には一部クッションフロア(CF)が敷かれていることがありますが、床の多くの面積を占めるのが木材のフローリングでしょう。

今回はフローリングのおそうじ方法を記事にしたいと思います。

フローリングの手入れ・おそうじの方法

フローリングには大きく分けて「無垢材」と「合板」の2つがあります。

無垢材とは合板や集成材ではなく、木材から切り出して形作ったそのままの床材で、木本来の質感と風合い、香りがあります。高価な素材となります。

合板とはクッション材や基材など複数の層で接合し、最上部に木材を張り付けたものです。一般的なフローリングはこちらの素材でしょう。

どちらも濡らしすぎると縮む、たわむ、へこむ、反る、曲がるといった現象が起こります。木材ですから吸水性も高いため、当然と言えば当然です。

清掃業界では化学床材と比べ、メンテナンスが難しい素材とされています。

スチーム

TVショッピングなどで有名となり、ご家庭のおそうじアイテムの定番とも言えるスチーム。

80度以上のスチームで洗剤を使用せずともある程度の汚れを落とすことができ、とても便利な道具です。

ただし、濡らしすぎはフローリングを痛めるので過度に使用するのは厳禁です。

また、フローリングは床暖房に耐えられる程度の耐熱性しか想定されていないため、あまりに高温をあてるとやはり素材を痛める原因となります。

これらの理由からスチームの使用は賛否両論あります。

ポリッシャー洗浄

ポリッシャーとは床用洗浄機のことです。

ブラシや専用パッドを取り付けて使用します。よくマンション共用廊下で業者の方が使用している機械と言えばわかりやすいでしょうか。

この機械はタンクに水または洗剤を入れて、手元のレバーを引っ張って少しずつ洗剤等を出しながらブラシまたはパッドを回して洗浄します。

よってスチームより多くの水量を使用します。

2人1組で作業にあたり、洗浄後の排液はすぐに湿式バキュームで吸い取るなどの工夫が必要でしょう。

手作業

最後は床に這いつくばって、洗剤とスポンジを使用し手作業でゴシゴシ擦っていく手段です。

在宅のハウスクリーニングでこれをやるとお客さんにがっかりされることが時々あるのですが、実はこれが一番確実でリスクの少ない方法となります。

まず近くでフローリング表面を見てますので作業により汚れが落ちているかどうかすぐに目視で確認できます。

落ちてなければスポンジの目の粗さを換える、洗剤を換えるなどの手段をすぐにとれます。

しかし最大のデメリットは効率が悪いことです。そして何より疲れます。

通常洗浄と剥離洗浄

床のおそうじには大きく分けて2つの方法があります。通常洗浄と剥離洗浄です。

通常洗浄とは中性から弱アルカリ性の比較的弱い洗剤を使用し、床表面または既存のワックスの上に付着している汚れを取り除いていく作業です。

剥離洗浄は強アルカリ性の剥離剤を使い、既存のワックスを剥がして床の状態をリセットする作業になります。

通常洗浄は言ってしまえば普通のおそうじなのですが、剥離洗浄はビルクリーニングの業界では定期あるいは特別清掃と言って、特殊なおそうじとなります。

フローリングでこれをやる場合、基本的には3番目の手作業で行ないます。

スチームでは業務用ワックスはほとんど剥がすことはできません。ポリッシャーでは床の反りやたわみなどのリスクが伴います。

まとめ

  • スチーム
  • ポリッシャー
  • 手作業

以上がフローリング清掃の手段となります。

当店ではほとんどスチームは使用しません。また、住宅は床の面積もそんなに広くないのでポリッシャーを使用することもあまりないです。

剥離洗浄をする以外では、中性洗剤とタオルで汚れを落とし、モップで水拭き、ワックスがけという流れで作業します。

これが一番確実で安全な方法です。