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資金や利回りを考えると、退去後の原状回復でもフルリフォームというわけにはいきません。

ただしリフォームしてキレイになったところと、そのままの部分のつり合いが取れないと違和感のあるお部屋になります。

残した部分はしっかりとお掃除する必要があります。

でもお掃除では対処できないほどの劣化があったら?

今回は清掃会社である当店が空室クリーニングにおいて、交換した方が良いとよく思う設備について記事にしたいと思います。

リフォームが必要な設備

退去後の空き部屋を清掃するハウスクリーニング業者は他の内装工事の職人さんと違い、室内のほとんどの設備に掃除の過程で触れます。

そのため、物件室内の設備の異常(建具・窓の建て付け、電球が切れている、換気扇の音の異常)に気付きやすいです。

また、リフォームしなかった既存の設備は基本的におそうじするわけですが、状態の回復が難しい場合というのが時々あります。

つまり「ここは換えた(直した)方が良い」ということに工務店の現場監督よりも身近に感じることができるのです。

換気扇(レンジフード)

換気扇はお風呂、洗面所、トイレそしてキッチンにそれぞれ付いています。

キッチンの換気扇はプロペラタイプかシロッコファンのレンジフードタイプに分かれますが、どちらもよくあるのが塗装の剥がれです。

油汚れが長年付着したことにより塗装が浸食されて、油汚れを落とすためには塗装も落ちてしまうケースがあります。

キッチン以外の洗面所、浴室・トイレの換気扇でよく見られるのが異音です。

これは築年数の経った物件によく見られます。ファンに詰まったホコリが原因という場合もありますが、多くは単純にモーターの劣化によるものです。

場合によっては新規への交換を考える必要があるかもしれません。

ビニールクロス(壁紙)

ビニールクロスのクリーニングは過酸化水素と呼ばれる成分が入った専用の漂白洗剤を使用します。

しかし、壁紙の汚れはおそうじではどうにもならないケースが結構あります。

壁紙はワンルーム・1Kでも壁・天井の面積すべてを計算するとおよそ100㎡ほどになります。

そのため、ハウスクリーニング業者ではクロス洗浄はオプション作業(別料金)であることが多いです。

せっかくお金をかけてもキレイにならなくては意味がありません。ビニールクロスは状態が悪い場合、張り替えをお勧めします。

クッションフロア(CF)・カーペット

クッションフロア床の上に冷蔵庫などの重量のある家具を置いておくとその部分が凹みます。

これは修復できません。

また、建具・家具の足やキャスターとなる樹脂・ゴム素材が長くCFに密着していると色が移る場合があります。

この色もすでに汚れではないため、掃除で落とすことができません。

繊維物であるカーペットも同様です。カーペット洗浄は効果のある清掃方法ではありますが、家具の重さで寝てしまったパイルは元に戻せません。

まとめ

賃貸物件の原状回復でよく見られる、ハウスクリーニングでは回復が難しい素材は・・・

  • 換気扇(レンジフード)
  • ビニールクロス(壁紙)
  • クッションフロア
  • カーペット

このほか、製造から10年以上経過しているエアコンや浴室の折れ戸など色々とあります。

しかし空室のハウスクリーニングでよく見られるのは上記の4つでしょうか。

参考になれば幸いです。