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夫婦などで内覧に訪れるファミリータイプの物件は基本的に女性が鍵を握っております。
朝から晩まで仕事で外に出ていることが多い男性と違い、女性、特に専業主婦の方は自宅にいる時間が長いです。
その物件の居心地が良さが契約するか否かの分かれ目になります。
逆に言えば、内覧に来た女性を納得させることができれば契約となりやすいということです。
その為にはお部屋内を清潔にする、別の言い方をすれば前の入居者の生活感を消す、ということが重要となります。
内覧時にキレイに見せる方法
ワンルームや1Kなどの単身者用アパートでもファミリータイプマンションと同じで、やはり物件内の設備や清潔感が重要視されます。
条件として浮かぶのは間取りだったり、広さであったり、あるいはオートロックの有無というのもあると思います。
しかし様々な条件で必ず出てくるのはキッチンやお風呂などの水回りの清潔感です。次に内覧時に絶対に目に入る床面と玄関になります。
水回りの清潔感(特にキッチン)
水回りの清潔感は重要視されますが、特に見られるのがキッチンです。
男性より女性の方がキッチンの使用頻度は高いので当然となります。
キッチンは食べ物を扱う場所ですので衛生的に問題があると直観的に避けられます。
ガスレンジの五徳の焦げ付きがしっかり落ちているか、シンクに水垢が残ってないかなどの確認が必要です。
当店にもシンクの水垢が落ちていないということでシンク磨きのみの依頼が何度も入ったことがあります。
もちろん浴室のキレイさも大切ですが、上記のような理由からキッチンが最も重要と考えられます。
フローリングやCFなどの床面
床面のキレイさも重要です。
外国の住宅と違い、土足ではなく素足で歩きますから当然、清潔感を求められます。
ワックスをムラなく均一に塗布して光沢を出し、床面全体をピカピカに仕上げると内覧に来たお客様のお部屋に対する評価が高くなります。
しかし、ワックスは繰り返し塗布すると層が厚くなり黒くなってきます。また、既存のワックスが劣化により所々剥がれていたりもします。
このようなケースの場合、一度古いワックスを剥がして(剥離洗浄)床の状態をリセットする必要が出てきます。
最近ではワックスが必要ないフローリングも多く出ているため、塗布する際はその点も注意が必要です。
玄関もキレイに
お部屋に入った際に一番最初に目にする玄関。人が出入りする場所なので必ず見られる場所です。
イメージは最初が肝心とも言えますので玄関回りをキレイにすることは必須と言えます。
床材がクッションフロアで変色などしている場合、張り替える必要もあります。
大理石の場合では、染み抜きや再研磨による状態の回復をすると良いです。
3つのチェックポイント
室内清掃完了後の仕上がり確認のポイントは次の通りです。
- 玄関回りはキレイか。
- 床面のワックスは均一にピカピカか。
- 水回りは清潔か。
キッチンをはじめとしたバスルームなどの水回りの重要性はもちろんですが、お部屋の入口から見える玄関と床面がキレイだと最初の印象が非常に良くなります。
上記3つが問題なければ、もし他に不具合があったとしてもお部屋全体の評価は高くなります。
参考になれば幸いです。