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今回はマンション・アパートのエントランスや集合ポスト、共用廊下など共用部の管理についての記事です。
この共用部分については古い物件は特にですが、あまり重要視していない大家さんが多いです。
ですが、あまりに蔑ろにすると当然ですが良くないことが起きます。
共用部分はキレイにしましょう!
エントランスや集合ポスト、廊下、排水溝などの共用スペースは物件に管理人さんがいれば定期的におそうじされますが、そうでない場合は放置されがちです。
また近くに大家さんが住んでいれば大家さんが清掃作業を行えますが、遠方に住んでいる場合はそうもいきません。
結果として、共用部分は荒れ放題となり、様々な問題が浮上します
入居者が決まらない
入居者が物件を決めるとき、建物外観よりも自分が契約する室内の設備や間取りを重要視する傾向があります。
しかし、必ずしも希望条件と完全に一致するとは限りません。そんな時、共用部分の管理が行き届いてないと契約にはなりません。
言うまでもないですがエントランス・共用廊下が汚い、集合ポストからはチラシが溢れているなどの場合は見た目が非常に悪いです。
逆にしっかり管理が行き届いていれば、たとえ古い物件でもキレイに見えます。
それだけ契約に至りやすいということです。
犯罪に利用されやすい
エントランス、集合ポスト、ゴミ置き場が汚れている。
このような物件は犯罪にも利用されやすくなります。
共用部分が汚いということは管理者の出入りがない、物件の入居者は細かいことを気にしないということを察することができます。
顔を見られたくない犯罪者にとっては最良の物件と判断できるのです。
当店でもオレオレ詐欺に使われたと言われる現場の清掃に入ったことがあります(あとから不動産会社のスタッフの方に聞いた話です)。
定期的に清掃して清潔にすることで管理者の存在をアピールすることができます。
解決策
定期的におそうじする。これしかありません。
エントランスや廊下は、定期的にほうきで掃きそうじするだけでもかなり違います。
排水溝は水とブラシで洗浄しましょう。
どうしても汚れが酷く、自分の掃除だけでは厳しい場合は業者による洗浄作業も視野に入れた方が良いです。
一度キレイにしてしまえば、あとは定期的な清掃でキレイを保つことも可能です。
集合ポストは空室のお部屋のものであれば養生テープを張るなどの対策が取れます。
また、エントランスや入口の見えやすいところに「チラシお断り」のシールを貼っておくだけでもある程度の抑止力があります。
自転車置き場もある程度は管理しましょう。
放置自転車などの問題が必ず起きると思いますので、自転車置き場に置いてある自転車には許可証となるシールを貼ってもらうように促しましょう。
遠方で頻繁に物件を訪れることができない大家さんは一括して業者に委託することも一つの方法となります。