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お掃除ロボットエアコンの研修
先日、エアコンの研修に久々に行ってきました。今回は最近流行りのお掃除機能付きやお掃除ロボットと言われているエアコンの分解方法の研修です。
お掃除ロボットって?
このお掃除ロボット付きエアコンとは、要するにフィルターを自動で清掃してくれる代物です。
よくリモコンに「内部クリーン」というボタンが付いているものがありますが、それは自動清掃機能とは別物です。
「フィルターお掃除」とか「手動おそうじ」というボタンが付いていることが多いです。
通常の壁掛けエアコンと比べてエアコン本体の販売価格も高いですが、内部洗浄の施工料金も高くなります。
どうして洗浄料金まで高くなるの?
このフィルター清掃機能、洗浄するためには非常に邪魔となります。
まずエアコン洗浄とは、外観カバーやフィルターも勿論掃除しますが、内部洗浄の場合、次の3つをキレイに洗うことが主な目的です。
- アルミフィン・熱交換器(フィルターの裏にある銀色の部品のこと)
- ドレンパン(アルミフィンの下にある排水溝の役割をする部品)
- シロッコファンを含む、送風口内部
自動清掃機能付きのエアコンを洗う場合、上記の内、アルミフィンとドレンパンを洗うのにお掃除ロボットを取り外す必要が出てくるのです。
ロボのシステムは大きく分けて2つあります。
- フィルター上下移動式
- お掃除ユニット左右移動式
また、回収したゴミの処理の方法も外へ排出するタイプと備え付けのダストボックスに入れるタイプと2種類あり、構造は非常に複雑です。
通常のエアコンと比べ、外観化粧カバーのネジの数が桁違いに多いです。
次にお掃除ユニットに接続されているコネクタ。
これらを全て取り外してから、洗浄準備をします。通常のエアコンよりも作業時間と手間がかかる為、どこの業者さんも料金は割高となっています。
ただでさえ複雑な構造の上、同じメーカーの同じ商品だとしても、年式によって構造が若干違います。その為、研修を受ける必要性がありました。
対応可能なエアコンは?
今回の研修にて分解作業を行ったのは次の6機種です。
シャープ 2007年製
シャープ 2009年製
東芝 2005年製
富士通ゼネラル 2009年製
ナショナル(現パナソニック) 2008年製
パナソニック エコナビ
ダントツでナショナル・パナソニックのエアコンの構造が複雑でしたね。正直、ここまで小難しくする必要があるのか?と思いました。
その他、自動清掃機能付きエアコンの内部洗浄も承っております。他社で断られても弊社にご相談下さい。